葬儀の種類

宇宙葬とは?

宇宙葬とは、個人の遺骨や遺灰をロケットに乗せて宇宙空間に打ち上げる葬儀のことです。一口に宇宙葬といってもいくつかのタイプがあります。

流れ星供養

まず流れ星供養と呼ばれる葬儀があります。これは、遺骨や遺灰を小型のカプセルに収めて、人工衛星に乗せて打ち上げるというものです。地球を飛び立った人工衛星は、数年ほど地球のまわりをまわったあと、大気圏に突入し、最終的には流れ星となって地球に落下します。流れ星にならずに人工衛星として周回し続けるスタイルもあります。

月面葬

月面葬と呼ばれる宇宙葬もあります。遺灰をカプセルに収めて打ち上げる点は、流れ星供養と同じです。しかし、こちらは人工衛星ではなく、月着陸型ロケットを用いて、月面に到着させるスタイルです。漫画家の松本零士さんが希望されたことで有名になりました。

宇宙探索葬

深宇宙を目指す宇宙探検葬と呼ばれるものもあります。バルーン葬やロケット葬も宇宙葬に近いかもしれません。打ち上げにはバルーンやロケットを使いますが、目的地を宇宙空間や月面とするのではなく、成層圏に設定する点が特徴です。打ち上げられた後は成層圏で破裂し、遺骨は成層圏に散骨されることになります。空中散骨ともいいます。

人工衛星やロケットの追跡記録や飛行場所を確認するためのアプリが提供される場合もあります。いずれも従来の葬儀とは異なる新しいタイプの葬儀です。

今後、ますます注目されていくことでしょう。

宇宙葬の費用は想像よりも安い

それでは葬儀費用はどの程度でしょうか。現在、日本では宇宙葬を行う会社が数社あり、宇宙葬のスタイルに合わせて様々な料金が設定されています。単純にロケットや人工衛星として打ち上げる場合の料金は、20万円から90万円程度です。

到達点をどこに設定するかによって料金に幅がありますが、おおよそは100万円未満と考えてよいでしょう。月面や深宇宙を探検する場合の費用は200万から300万です。バルーン葬やロケット葬の場合は約30万です。