葬儀の種類

セルフ葬ってなに?費用はいくらくらい必要?

さまざまな葬儀が増える近年において注目を集めている存在であるセルフ葬をご存知ですか。セルフ葬とは、簡単に言うとこれまで一般的だった残された遺族が葬儀社を通して依頼して行っていた通夜・葬儀・火葬を全て遺族やご自身で事前に準備することで行ってしまおうというものです。

宗教への信仰心の低下や高齢化社会の進行や近隣住民との関係が薄れている近年においては当たり前の結果といえるでしょう。

セルフ葬のメリットとデメリット

セルフ葬を行う最大の利点はかかる費用を可能な限り抑えることができるという点にあります。葬儀において現在一番お金がかからない方法は「生活保護の受給者」の直葬です。当然実際にかかる費用は市区町村などの自治体が負担してくれることになりますがこの形をとる場合遺族の負担は一切ありません。棺・火葬料・搬送料などを遺族は一切負担する必要がないのです。そしてその次にお金がかからない葬儀がセルフ葬なのです。

当然「生活保護の受給者」と違い費用は自己負担となりますがその費用は通常の葬儀に比べて大きく抑えることができます。これは、棺の手配から諸手続きまで自分でやるためです。ただし、その費用を抑えることができる「セルフ葬」ではありますがそのためにも事前にしっかりと準備しておく必要がある点には注意が必要です。

ご自身や身近な人が亡くなるということを考えることに前向きになれる人はあまりいないと思いますが可能な限り事前にしっかりと準備しておくのが良いでしょう。まず、基本的に亡くなった方の住民登録地のあるところの火葬地は組合員価格で利用することが可能です。

その費用を事前に確認しておくことをおすすめします。中には火葬料0円で請け負ってくれる市町村も存在するのでどうしても費用を抑えたい方は住民票の移動を検討するのも良いかもしれません。また、ご自身が「セルフ葬」で送ってもらうことを希望する場合事前にその旨を残された家族にしっかりと理解してもらうことが重要です。

セルフ葬の流れや注意点

葬儀は人が亡くなった後に葬儀社と契約をして、斎場などを手配を頼む人が多いですが、セルフ葬は葬儀社を通さずにすべてを遺族で行うやり方です。

葬儀社を通さないということで、すべてのことをしがらみもなく自分たちで決めることが出来ますから、費用は格段に抑えることが出来ます。

その分、準備の手間は増えるので悲しみに浸る余裕はあまりないかもしれません。セルフ葬にしたとき、

どういう流れで行うのかというと、まず自宅で亡くなったときには救急車と警察を呼びます。蘇生をしても生き返らないこと、事件性がないことが確認出来たらどちらも引き上げます。そのあとに医師を呼んで死亡診断書を書いてもらいます。

病院で亡くなったときには、医師が確認をしていますから死亡診断書を書いてもらうだけです。そのあと遺体をすぐに引き取るように言われるので、自宅へと搬送します。遺体は霊柩車で運ばなければ行けないという法律はないので、所有している自家用車やレンタカーを用意して運べます。

注意点として、搬送中に警察に職務質問されるかもしれないので死亡診断書を提示しながら事情を説明しましょう。またレンタカーなら遺体を運ぶことが問題ないのかを確認してください。

自宅へ搬送出来たならば、棺にいれなければいけないのですが通販で購入できます。ただし、配送の日数がかかりますから、危篤状態になったら手配をしておくのが待ち時間もなくスムーズにセルフ葬を行えます。

棺には腐敗防止のドライアイスや保冷剤などを敷き詰めて安置しておきます。そこから役所に死亡診断書を持っていって火災許可証をもらい、火葬場に予約を入れます。火葬場の予約方法がわからないならば、役所に質問すれば教えてくれます。

火葬許可証は重要なのでなくさないようにしてください。セルフ葬は簡略化をするので読経や焼香など一般的な葬儀でやることは省くことが多いです。ですから、火葬場の予約をしたら、自宅からそのまま火葬場へと運びます。

棺に入れるとなればある程度の大きさのある車が必要なので、軽トラなどを用意したほうがいいでしょう。後は火葬をして、終わったら遺骨を骨壷に納めて終わりです。