葬儀の種類

生前葬とは?どのタイミングで行うのが正解なの?

生前葬とは、まだこの世に生きている人が行う自らの葬儀のことです。

人はある日突然亡くなることもありますから、生前お世話になった相手に感謝を伝えることなく他界してしまう可能性もあるでしょう。そうした状況を考え、まだまだ元気な間にありがとうやさようならを言うのが生前葬の定義です。

ただ通常の葬儀とは違い、雰囲気としてはパーティーに近い形となります。例えば思いっ切り明るい音楽をかけて歌ってみたり、カラフルな花を用意して飾ってみたり、そのやり方に制限はありません。また通常の葬儀では亡くなった本人が喪主になることはないですが、生前葬では自分が喪主を務めます。

つまりは自分のイメージ通りの形式で執り行え、ある程度の贅沢を言えるのもメリットでしょう。

そして生前葬自体は最近になりよく聞くようになったものの、その歴史は100年以上前から存在します。生前葬をしたから死後の葬儀はしないという決まりはなく、人によっては合わせて2度行うのも特徴的です。

その代わり死後の葬儀は極めて小さな規模になりやすく、近親者でひっそりと終わらせることも珍しくはありません。どういった規模にしたいかの要望があれば、事前に身内へ話しておく方がいいかもしれません。

加えて近年の日本では、還暦や退職時に生前葬をする人が増えています。これは社会の第一線から退くという意味があるからで、還暦パーティーなどと兼ねて開催するのです。

とはいえ自分が主催をして自分が主役となると、そこに抵抗感を覚える人は少なくありません。ですから冠婚葬祭を扱う会社に相談をし、代行で開催してもらうのも有効です。招待状の用意や会場の確保をする上でも、心強い存在になってくれます。

以上のように、おめでたい席に近いのが生前葬です。通常の葬儀のような服装で行くと逆にマナー違反となるので、誰かの生前葬に参加をする場合は注意しましょう。

数々の有名人も執り行っていますし、今後はもっとメジャーになっていくかもしれません。もしものときのために、興味のある人は開催を検討してみてください。